相続税の対応を依頼する税理士を選ぶポイントは？

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相続専門の税理士法人

一般の税理士法人でも相続税の対応をしてくれるケースがほとんどです。

しかし、それ以外の業務も行っており、相続税だけに力を入れているというわけではありません。

他の分野が得意で、相続税はそうでもないというケースも考えられます。

それだと、依頼するのが不安ですよね。

相続専門の税理士法人であれば、相続業務に力を入れており、売上も8割から9割は相続業務になります。

相続税の対応実績が豊富ということにもなり、安心して依頼することができるでしょう。

毎年、税制改革がありますので、アップデートした情報を提供してくれるのもメリットです。

メインの担当者が税理士資格保有

相続業務を行うには、税理士資格を持っていることは必須です。

持っていない人が行うのは違法であり、基本的にそのようなことはないでしょう。

ただ、担当者が複数人になることもあり、税理士資格を持っている人が相談とかに対応してくれないというケースは考えられます。

相続税は、依頼する側にとって重要な手続きであり、そのような状況だと任せにくいですよね。

担当者が税理士資格を持っているのはもちろんですが、メインの担当者になるというのも選ぶときの条件です。

最初の面談である程度分かりますので、その後に適正な税理士に依頼するといいでしょう。

税務調査率も判断材料

相続税の税務調査は、所得税などより件数が多いと言われています。

億単位の相続になることもありますので、税務調査官も目をつけているのでしょう。

実際に税務調査に入られたときは対応が面倒で、申告ミスを指摘されるケースも少なくありません。

延滞税や過少申告加算税などを支払わなければいけなくなったときは大変なもの。

税務調査率を公表している税理士も多く、できるだけ数%に抑えられているところに依頼する方がいいです。

万が一、税務調査に入られた場合、立ち会ってくれますので、スムーズに対応できるようになります。

この記事の監修者

税理士　原　直哉(ハラ ナオヤ)

司法書士、行政書士、ファイナンシャルプランナー（FP）

経歴
相続において専門家のアドバイスが必要な方に対して、必要なサポートを行っている。